ホンダのフィットハイブリッドを残クレで購入するとお得なの?
最近よく耳にする車の購入方法である残価設定型クレジット、いわゆる残クレは本当にお得な買い方なのでしょうか?
今回、ホンダのフィットハイブリッドを残クレで購入するメリットとデメリットをまとめました。
ホンダフィットハイブリッドの残クレ|残クレとは?
残クレとは残価設定型クレジットの略で、車を購入するときのローンの支払い方法の一つです。
あらかじめ車両本体価格の一部を残価として設定しておき、総額から残価分を引いた残りをローンで支払っていく方法です。
残価は支払い終了時の中古車市場価格の相場を予想して設定されるので自身で決めることはできません。
ホンダで残クレを利用する場合の実質年利は3.5%ですが、現在は残クレ低金利キャンペーン中でフィットハイブリッドならば金利は1.9%となっています。
残クレは車の購入のハードルを下げる新しい支払い方法として宣伝されています。
ホンダフィットハイブリッドの残クレ|支払い後はどうなるの
残クレでフィットハイブリッドを購入し、支払い期間が終了したあとには次の3つの選択肢から選ぶことができます。
1.新しい車に乗り換える
フィットハイブリッドをホンダに返却し、新たに車を乗り換え購入するというものです。
この場合、あらかじめ設定した残価は支払う必要がありません。
2.車両を返却する
フィットハイブリッドをホンダに返却するという方法で、車の所有権がなくなります。
この場合も残価は支払う必要がありません。
3.車両を買い取る
残価分を支払ってフィットハイブリッドを購入する方法で、車の所有権が自身になります。
ホンダフィットハイブリッドの残クレ|メリット
フィットハイブリッドを残クレで購入するメリットは3つあります。
1.月々の支払いが安い
残クレでは車両本体価格から残価を引いた金額を支払うことになるため、通常のローンより月々の支払い額を安くすることができます。
例えば頭金なしでボーナス払いなしでも月々手頃な値段で車を手に入れることも可能です。
2.短い間隔で新車に乗り換えることができる
残クレの設定期間は3~5年なので、残クレを利用し支払い終了後は新車に乗り換えることを選択すればお得に新車に乗り続けることができます。
なぜなら新車乗り換え時は残価を支払う必要がないため総支払額が通常ローンより安くなるからです。
3.いろいろな選択肢がある
残クレ契約終了後は乗り換えか返却か買い取りか様々な方法から選ぶことができます。
例えばまだホンダの新車に乗り続けたい場合は乗り換えを選択し、他社の車や中古車に乗り換えたい場合は返却もしくは残価を支払い購入して他店で売却といった方法を取ることができます。
ホンダフィットハイブリッドの残クレ|デメリット
フィットハイブリッドを残クレで購入するデメリットは3つあります。
1.車両の状態の制限がある
契約終了時にどんな状態の車両でも引き取ってもらえるわけではありません。
ホンダの残クレでは月間走行距離を1,000kmと1,500kmから選択することができ、これを超えると1kmにつき6円の超過走行金を支払わなくてはいけません。
また、事故などで車両の状態が著しく悪いと最悪の場合引き取ってもらえません。
2.ホンダ車しか選ぶことができない
契約終了時に乗り換えを選択した場合、当然ですがホンダの車から選ばないといけません。
いろいろなメーカーから選択したいかたには残クレはおすすめできないこともあります。
3.買い取り時には総支払い額が高くなる
実はフィットハイブリッドの金利1.9%は車両本体価格から残価分を引いた購入金額にかかるのではなく、車両本体価格全体にかかってきます。
ですから契約終了時に残価分を再ローンで支払おうとすると、余分に金利を支払うことになり総支払額が増えてしまいます。
ホンダフィットハイブリッドの残クレ|おすすめする場合
ホンダのフィットハイブリッド購入時に残クレをおすすめする場合は次のようなときです。
1.契約時に手持ちが少ない
残クレでは頭金がなくても月々の支払額を安くすることが可能なので、手持ちが少なくても車を購入しやすいです。
さらに今ならフィットハイブリッドは実質金利1.9%と非常にお得な金利となっています。
契約終了時までゆっくりと資金をためることができますね。
2.ホンダの新車に乗り続けたい
残価分を支払わずホンダの新車に乗り換え続けると支払額を安く抑えることができます。
ホンダの車が好きで、かつ新車に乗りたいかたにはおすすめです。
3.長距離の運転をしない
ホンダの残クレは月間走行距離を1,000kmと1,500kmから選ぶことができます。
近場の運転が中心など月間走行距離を超える心配がないかたには残クレはおすすめです。
ホンダフィットハイブリッドは残クレで月々お得
ホンダのフィットハイブリッドを残クレで購入するメリットとデメリットをまとめました。
残クレの一番のメリットは月々の支払額を安くできることで、契約時に手持ちが少なくても車を購入するハードルが下げれる購入方法と言えます。
残クレや通常ローンのメリットやデメリットを十分理解し、自身にあった購入方法を選ぶと良いでしょう。